フィルター画面から暫定...ボタンを操作すると、暫定結果の操作ダイアログが表示され、フィルター処理結果を暫定結果に保留するなど、暫定結果に関する各種操作を行うことができます。 ピンぼけ・手ぶれレスキューのすべてのフィルターから、暫定結果の操作ダイアログを表示できます。

暫定結果は、以下4通りの目的で使用することができます。
初期状態では、フィルター処理を終了すると暫定結果は自動的に破棄されます。
オプション(フィルター画面タブ)の暫定結果の内容を次回フィルター処理まで保持するをチェックすると、フィルターを抜けても暫定結果は保持され、後から別のフィルター処理中に利用・参照できるようになります。
但しその場合でも、リサイズ・トリミング・回転などにより、保持されている暫定結果の画像のサイズが現在結果と異なっているときには、暫定結果を参照・利用できません(破棄されるわけではないので、再び画像サイズが一致すれば利用できるようになります)。
このオプションは、あるフィルターの処理結果の指定パラメーター毎の違いを見比べるためにはチェックする必要はありませんが、異なるフィルターの処理結果を見比べるためにはチェックしておく必要があります。

暫定結果として保留しておけるのは2つの画像で、どちらも暫定結果の操作ダイアログで操作の種類を指定します。 左側は暫定結果1に関する操作、右側は暫定結果2に関する操作です。
なお、暫定結果の操作ダイアログでは、そのとき操作できない選択肢はグレイアウトされます。
利用中のフィルターの現在結果を、暫定結果1または暫定結果2として保留します。
暫定結果1または暫定結果2に保留してある画像を、現在結果に復活させます。 なおこのとき、フィルターの各種パラメーターも、該当の暫定結果に対応する(保存したときの)設定や値に戻ります。
ここで復活できる暫定結果は、そのときのフィルター処理で保留または入替された暫定結果に限ります。 前回以前から持ち越された暫定結果や、ファイルから読み込まれた暫定結果を、復活させることはできません。
また、比較・演算機能内の暫定結果の操作では使用できません。
暫定結果1または暫定結果2に保留してある画像と、現在結果を入れ替えます。 暫定結果の保留と暫定結果の復活が同時に行われます(制限事項も同様)。
暫定結果1または暫定結果2に保留してある画像を、破棄します。
ファイルに保存されている画像(BMP/JPEG)を、暫定結果に読み込みます。
そのときフィルターで扱っている画像と同じ(縦・横)ピクセルサイズの画像だけを読み込むことができます。

この例では、フィットフォーカスフィルターによる2つの処理結果を見比べています。
一番上は元画像、中央が暫定結果1に保留しておいたフィットフォーカスフィルターの処理結果、下がパラメーターを変えて直前に実行したフィットフォーカスフィルターの処理結果です。
暫定結果を保留しておくことで、パラメーターの違いによる効果や画像の状態を、詳細に見比べて検討することができます。
なお、そのフィルターで保留された暫定結果について、その結果が得られたときのパラメーターが画面に表示しきれない場合、「暫定結果1・2」の見出し部分にマウスカーソルをあてると、チップ表示でパラメーターを表示します。

次のこの例では、フィットフォーカスフィルターを施した後に、階調・色調補正を行い、中間結果を含めて見比べています。
左側は初期画像、中央はフィットフォーカスフィルターを施した結果、右側は更に階調・色調補正を施した結果です。
後で参照したい状態などを保留しておくことで、多段階に渡るレタッチの中間段階や、異なるフィルターの処理結果を簡単に見比べることができます。
なお、暫定結果をこのように利用するためには、オプション(フィルター画面タブ)の暫定結果の内容を次回フィルター処理まで保持するをチェックしておく必要があります。