慎重に撮影すればピンぼけや手ぶれを防ぐことはできますが、デジカメでの撮影時まったく文句のない色調を得ることは困難です。
それどころか、多くの場合かなり大きく色調が外れてしまいます。
また、カメラの露出補正機能などを使用すれば適度な明るさの画像を得ることはできますが、常に最適のコントラストを得ることはできません。
撮影の腕や経験、あるいは高価な機材を使用することにより、あまり大きく外さずヒット率も高くすることは出来るかもしれませんが、あくまで程度の問題に過ぎません。 デジカメに限ったことではなく、フィルムを使った撮影でも基本的に同じことで、銀塩カメラの世界ではそれを後から意図通りにするのが現像テクニックです。
そのようなわけで、ほとんどすべての画像において、階調・色調を適切に調整すれば、元より綺麗で引き立つ画像が得られるものです。 これは、明るすぎ・暗すぎなどの失敗画像に限りません。 とても綺麗に撮れたと思った画像でも、階調・色調を調整することで驚くほど引き立つようになることがあるのです。
| 元画像 | 階調・色調補正後 | |||||
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色調補正 → 色調調整方法 輝度尊重、補正角度 53、補正強度 3 明るさ補正 → 明るさ -10 トーンカーブ補正 → スムーズ ON、(20, 14), (73, 81), (152, 177), (211, 231) すべて約5分1縮小版 |
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| 元画像SVGA (87,210 bytes) | 処理後SVGA (91,915 bytes) | 処理後SVGA (93,330 bytes) | ||||
| 元画像 (970,947 bytes) | 処理後全体 (543,526 bytes) | 処理後全体 (569,421 bytes) | ||||
階調・色調補正のうちで一般に難しいと思われているのが、色調補正です。
色調は正しく直せばすっきりして、そちらの方が正しいとわかるのですが、色がどう狂っているのか元画像を見ただけでなかなかわからないのも確か。
それが補正の難しい理由のひとつです。
ソフトによっては、「カラーバランス」という名前の機能が、色調補正機能になっていて、2つか3つのスラーイダーでRGB比を調整するようになっているのが普通です。
正しく色調を合わせるのが困難な理由のもうひとつがこれ。
よほど色調補正に熟達しない限り、自由度が高すぎて望ましい色調に到達することはほとんど不可能です。
ピンぼけ・手ぶれレスキューの色調補正機能は、円形スライダーで色を補正する方向を指定、もうひとつのスライダーで補正する強さを指定します。
2個のスライダーを調整するとはいえ、方向と強さというのは人の感覚に合った方法なので、触っているうちに簡単に望ましい色調に到達できるのです。
以下には、典型的な色被り画像で、階調と色調を補正した例を挙げておきます。
ご覧になる方の環境によってモニタの見え具合に差がありますので、あまり微妙な例は挙げませんが、僅かな色被りでも正しく補正すると、とてもすっきりするものです。
| 元画像 | 階調・色調補正後 | |||||
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色調補正 → 色調調整方法 輝度尊重、補正角度 123、補正強度 12 共に約4分1縮小版 |
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| 元画像SVGA (111,479 bytes) | 処理後SVGA (110,548 bytes) | |||||
| 元画像 (685,105 bytes) | 処理後全体 (417,791 bytes) | |||||
| 元画像 | 階調・色調補正後 | |||||
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色調補正 → 色調調整方法 輝度尊重、補正角度 100、補正強度 2 彩度補正 → 彩度計算方式 HSI方式、彩度 +20 トーンカーブ補正 → スムーズ ON、(16, 14), (60, 71), (141, 148), (230, 214) ヒストグラム補正 → 下限 0、上限 174 共に約6分1縮小版 |
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| 元画像SVGA (43,532 bytes) | 処理後SVGA (61,624 bytes) | |||||
| 元画像 (1,617,525 bytes) | 処理後全体 (682,825 bytes) | |||||
| 元画像 | 階調・色調補正後 | |||||
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色調補正 → 色調調整方法 輝度尊重、補正角度 0、補正強度 3 ヒストグラム補正 → 下限 9、上限 216 すべて約6分1縮小版 |
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| 元画像SVGA (51,837 bytes) | 処理後SVGA (57,151 bytes) | 処理後SVGA (62,264 bytes) | ||||
| 元画像 (1,631,275 bytes) | 処理後全体 (431,499 bytes) | 処理後全体 (455,810 bytes) | ||||