画像の彩度を調整します。
色乗りの悪い画像の発色を改善したり、逆に色のきつ過ぎる画像を落ち着けたり、あるいは画像を印象的に加工するのに使用します。

色調補正のパラメーターは「色調・階調・明るさ」タブの中ほど下側、彩度計算方式・彩度の2つです。
HSV方式とHSI方式の、どちらの方式で計算を行うかを選択します。
HSV方式は、「色相(Hue)」、「彩度(Saturation)」、「明度(Value)」に色を表す方式です。
HSI方式は、「色相(Hue)」、「彩度(Saturation)」、「明度(Intensity)」に色を表す方式です。
双方似ていますので、通常はさほど意識する必要はありません。 しかし、明るい色での彩度の計算方法が少し異なります。
たとえば彩度を大きく引き上げる場合、HSV方式の方が元々白に近い色に色が出やすい傾向があります。 そのような点から通常はHSI方式を使用した方が無難ですが、逆に明るい色の彩度も強く上げたいような場合にはHSV方式を選ぶのが良いかもしれません。
彩度を調整する度合いを指定します。
プラスの値を指定すれば彩度は上がり、マイナスの値に対しては彩度が下がります。
彩度補正機能は、基本的には画像の各ピクセルの色相や明度を変えずに、彩度のみを調整する機能です。
しかし逆に、階調・色調調整機能の他の4つの機能…ヒストグラム補正・トーンカーブ補正・明るさ補正・色調補正…は、いずれも彩度に影響を与えます。
そのために、階調・色調を調整するとき、彩度は最後に調整することをお勧めします。 また、5つの階調・色調調整機能のうちで彩度調整が最も計算量が多く、速度の点からも彩度調整を最後に行うのが要領の良い方法です。